何を伝えるか?より、どう伝えるか?
それが重要だと聞いたことはありませんか?
確かに、それも一理あります。
が、
どう伝えるか?の前に、何を伝えるか?が大事。
相手を説得できるだけの情報量の中から、削ぎ落として残った一番伝えたいことを、心をこめて伝えましょう。
いろんな動画を拝見していて(配信も含めて)
伝えるのが上手い人は良いことを言っているように聞こえます。
ただ、よくよく考えて見ると、内容が薄い場合も(辛口失礼)。
内容が薄いと一気に信頼を失ってしまいます。
だったらどうすればいいか?
それは、じっくりと「何を伝えるか?」に向き合うこと。
そして、全て出し切ったら
何を削除するか考える!
これが大事です。
ええー!!??せっかく考えたのに!
削除するなら、最初から時間をかけてじっくり向き合わなくてもいいんじゃない??
なんて思いますか?
ですよね〜(笑)
でもね、
人の説得力って話していることの背後にあるものの存在がとても重要なんです。
メディアに出ている専門家の方が良い例です。
多くは大学教授=学者さんですが、
学者さんって、論文が書けないとお仕事にならないですよね?
論文の中には膨大な情報が書かれています。
結論を裏打ちするための説得の材料ですね。
だからと言って、メディアで話す時にその情報を全て出してしまえば時間がいくらあっても足りません。
だから、要点を簡潔にわかりやすく伝える。
でも、この方の考え方の裏には膨大な研究結果が控えている。
そのことが、視聴者を納得させているのです。
もちろん、私たちは学者さんではありませんが(笑)
それでも、相手に納得させようと思うと、たくさんの情報の中から削ぎ落として選りすぐりの情報を伝えることが大事。
薄い内容と思わせない濃い内容を伝えることができるのです。
それから初めて「どう伝えるか?」です。
これは話し方の部分になりますが
ゆっくり話すことを意識する
それだけでもかなり印象が変わってきますよ。
どう伝えるか?を考える前に何を伝えるか?
削ぎ落として残った一番伝えたいことを、心をこめてゆっくり話してみてください。